管理(システム)
K.S
2012年入社
管理本部 成田工場
情報システム部
学生時代は硬質皮膜の分野を専攻しており、当社のコーティング技術に魅力を感じ、入社を決意いたしました。入社後に情報システム部配属となった時は驚きましたが、研修体制が整っており、未経験の業務にも取り組むことができました。情報システム部の業務は会社全体を見渡すことができ、業務の効率化に大きく貢献できることを知りました。いまはこの分野を極めていこうと思っています。
配属時は、社内PCにおける業務システムの環境設定及びセキュリティ対策、営業所からのネットワーク障害含むシステムトラブル対応などが主な仕事でした。その後、営業部門の業務システムを把握するとともに、ユーザーニーズ及び課題を洗い出し、システム改善に取り組む仕事にステップアップしていきました。
現在は、機械系ネットワークの構築と生産管理システムの再構築を担当しています。近年の機械系ネットワークはIoTの流れを汲んでおり、機械装置の情報を取得し、製品の品質向上および不良対策に繋げることを目的としています。先日、工場内の各建屋間におけるネットワーク環境が構築され、現在各部署と内部構成などについて日々打ち合わせをしています。生産管理システムの再構築においては既存の仕組みを理解するため、現場の担当者にヒアリングを実施して、良い仕組みを構築するための仕様を検討し、プログラム開発にも取り組んでいます。
この仕事は、大規模な生産管理システムの再構築のため、製造の流れだけでなく、在庫の受払や経理上の仕組みまでを把握する必要があり、理解するのにとても時間がかかります。当初は裏方のイメージがありましたが、着々と完成が近づくにつれ、製造業の根幹となるシステムづくりに関わっていることを実感するようになり、とてもやりがいを感じています。
入社2年目で販売管理システムの再構築を担当したのですが、従来のシステムでは在庫製品や非在庫製品、値引きなどの入力方法が統一されていませんでした。そこで、それぞれに対応した入力システムを構築する必要があり、全てのパターンに対応したプログラムのロジック作成の難しさを痛感しました。また、プログラムのロジックを考えるだけでなく、利用者にテストを実施してもらうための事前相談の重要さを理解しました。システムは自己満足でつくっても意味がなく、利用者が使いやすいシステムを構築する必要があります。そのためには本番稼働前から利用者とのコミュニケーションを十分に取り、互いに納得のいくシステムを構築することが重要だと感じています。
当社は海外販社への出張もあり、グローバルな活躍が期待されています。若手社員でも自分の考えで責任をもって仕事を進めていくことができるので、大きく成長できる会社です。チャレンジ精神旺盛な方のご応募をお待ちしています。